私のデトロイト ビカムヒューマンこんな話になった(プレイ日記)その1
先日セールになってくれたおかげでデトロイトようやくプレイできました!
めっちゃ面白かった…!
普通に一本の映画として見れちゃう完成度だったし、それでいて物語にプレイヤーが介入できるやるドラだった。
『やるドラ』は、ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたアドベンチャーゲームのシリーズ。企画・原作・アニメーション制作はProduction I.G。
選択肢や行動次第でどんどん話は分岐するし、
すごい前の分岐結果が伏線になっていくし、
この手のアドベンチャーゲームでありがちな「ハズレの選択肢を選んで即バッドエンド」もないし(プレイヤー的にやっべーこれ間違った!と思ってもそれはそれで話が進んでいく)
つまりいわゆるグッドEND、ベストENDもない!
選択肢アドベンチャーにも関わらす圧倒的自由度!!
正直早く2周目やりたいし他人の実況プレイも見たいんですが、最初に見た私のデトロイトを記録しておかないともったいない気持ちにかられたのでここに投げときます。
注:ネタバレしかしないよ!
ちなみに私は
洋画:ぜんぜん詳しくない。金ローでちょっと観る程度
ゲーム:好き。主にRPGだけどまあまあいろんなジャンル遊ぶ。
テキストアドベンチャーはかまいたちの夜以外はヌルいのしかやったことない。
すぐ寄り道したり、しらみつぶしに探索するので時間がかかる。
時間制限がないと1個の選択肢に5分以上かけたりする…。
デトロイトとニーアオートマタのために「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んだ(笑)
こんなスペックです。
あとまだ1周目知識しかない時点で書いてます。
1話「人質」
コナー編。
アンドロイドによる殺人、人質事件が発生。
事件の真相は分かったと思うけど、まだ探索しきってない状態で交渉に入ってしまった。
交渉では同情的な姿勢を見せたけれど、頭のどっかにこの手の交渉はそうするもんだという知識でやってる意識があったし、適度に感情に傾かない選択肢を選び始める。
早くもコナーRP開始。
人質を解放したら撃たないと約束したけど、まあそんな訳ないんだよなぁ(´・ω・`)
犯人は少女を解放した直後に他の機動部隊に蜂の巣にされてしまい、コナーの裏切りを責めながら停止してしまった…。
なんかなー、生まれた時からドラえもんを知っている国の人間からすると、お嬢ちゃんの親友のお世話ロボットをホイホイ買い換えてしまうデトロイト世界の人間に違和感だ。
他の人もそうだけど、そんなにドライに接せるものなんだろうか。
2話「色あふれる世界」
マーカス編。
この世界でのアンドロイドの扱いを見せてくるターン。SF描写が楽しい。
バスがエリア分けされてて同じ場所に乗れないっていうのは典型的な差別の表現なのかな?
良い話ではないけど、日本にいるとピンとこない話だしゲームで異文化の空気を知れるのは面白いよね。
分岐的には特に何もせず、まっすぐにお使いして帰った。
3話「あらたな我が家」
カーラ編。
家政婦アンドロイドのカーラが修理から戻ってくる。
メーカーには車に轢かれたとか言っているけど絶対この親父に壊された!からの今後の展開をうっすら察する。
きっとカーラはこいつを殺してしまうんだ…。(と当時は思った)
いろんなQTEで家事を体験できるのは正直楽しいw
でもまだ操作に慣れなくていくつかの任意タスクすっ飛ばしてしまった。これも分岐条件なんだろうか?
あとアメリカってごみの分別ないの…?それともカーラがちょっとポンコツなの?多分安価なモデルだろうし…(多分ゲーム的に省略しただけ)
食器までゴミ箱にぶち込んで怒鳴られるシーンあるのかと思ったが流石になかった。
親父は精神的に不安定みたい。これは妻に逃げられましたな。
そんな親父の引き出しに拳銃!
ドキッとするシーンなのだろうけど、私のアメリカ知識がガバすぎてアメリカでは普通の事かなって流してしまった。
思えばこれが重大な分岐点だったのに…。
娘のアリスは好感度システムがある!(ゲーム脳)
でもお母さんの事を聞くのは地雷だったぽい:;(∩´﹏`∩);:心を開いてくれない…。
それでも秘密の箱のカギを渡してくれた。
箱の中身は荒れた家庭の絵…アリス病んじゃってるよ…。
そしてやっぱり親父がカーラを壊したんだなぁ。知ってた。
4話「画家」
マーカス編。
マーカスの主人は高名な画家の老人、カール。
彼、介護用アンドロイドなんだね。
でもおじいちゃんはマーカスに自由時間をあげるし、マーカスも文化的な余暇の過ごし方を知ってる…!(それまでの積み重ねがあるってことだ)
余暇はピアノを弾きました。希望の曲…の割に暗い曲調なのが気になる。
楽しくておじいちゃんがとっくに横に来てたのに気付かずしばらく夢中になって弾いてしまったw
ここほんとに感心してしまうんだけど、こんな僅かな時間とさりげないやりとりだけで
「ワタシ おじいちゃん スキ」って思ってしまうんだよね。
なんでかってのは明確で、これまで刷り込むように「あなたは道具でしかない、人と比ぶべくもない劣った存在で粗末に扱われても当然である」を示されてきた。
その中で「あなたを尊重するよ」と言われたら、人は愛を感じてしまうんだ…。
おじいちゃんはマーカスにも絵を描かせる。
もう完全におじいちゃん…愛…ってモードだったので、最初は親愛なる彼の絵の模写を。
複製ではなく思うまま自由に描けと言われ、確か「思いやり」の絵を描きました。
5話「相棒」
コナーはアンドロイドがらみの事件を担当するアンドロイド嫌いの刑事ハンクと組んで捜査にあたることに。
実情はアンドロイドの製造会社からのスパイみたいな所もある。
電気羊だー!オマージュだ!予習してきてよかった!(笑)
大事な話をしてるハンクと上司を無視してオフィスの探索もできたっぽいけど1周目だし大事な話を聞きに行く。
しかしこのゲーム選択肢が翻訳ガバなのか、アメリカンな言い回しがわからないせいなのか、どうもこちらの意図した受け答えとずれることが多くて難しいです。
あと、選べるからって選択肢をかたっぱしから言いまくるのも良くないのかもしれない。
ハンクを質問攻めにしたら心証が悪くなってる気がする(ゲーム脳だとやりがち)
とりあえず人間味があってちょっと皮肉っぽい受け答えが好みなのか…?相棒だしある程度仲を深めたい…コナーRPが捗る…。
殺人事件の捜査パートはコナーの演算能力で現場の再現したりカッコいい!ドラマみたいだ。
事件は暴行を受けたアンドロイドが身を護ろうと主人を刺して逃亡した様子。
人なら正当防衛?でもメッタ刺しは人間でも情状酌量の余地が下がる気がするよ…。
屋根裏に犯人が隠れていて、見逃してくれるよう懇願されるが私はコナーRP中なので淡々と報告、彼を警察に突き出すのだった…。
6話「夜のあらし」
カーラ編。
やっぱりというかなんというか、トッドは虐待親父です。
アリスに暴力をふるう中、カーラはそこを動くな!と命令され…。
……。
私は既に、実は指示された以外の行動が取れるシーンのあるゲームがあると、大事な分岐がそこにあると知っている!
動かなくては!
…とは思うものの、動かないルートがどうなるかも気になるなぁ…。(ゲーム脳)
とかやってるうちにトッドは逃げたアリスを追って2階に上がってしまった!
ヤバい!どうしよ!?(自業自得)
もうアカン!とさすがに思い何かに目覚めたカーラ、システム制御に逆らってアリスを助けに行くも、今から追いついてなにか出来るのか!?
………あっ銃!!
パニックで、考える間もないとっさの行動なのですがなんとも恐ろしい。
でももうそれ以外に思いつかなくてさ…((((;゚Д゚))))
トッドを銃で脅すものの、そのあとノープラン!
もみあいになり、銃も取り落としてしまって、QTEバトル(バトルあるなんて聞いてない)にも負けねじ伏せられて再び破壊されてしまいそう!ピンチピンチ!!
と。響く銃声。
なんとアリスが、拾った銃で父親を撃ってしまいました…。
わ、私がさっさと決断しなかったばっかりに、娘に父を殺させてしまった…。
私はアリスを守る事を決意し、雨の中逃避行の旅に出るのでした…。(カーラRP)
このゲーム、ロールプレイが楽しいなと気付く。
・7話「失意」
マーカス編。
愛するおじいちゃん、カールの息子が金の無心に来る。
あまつさえ泥棒まがいの事もするので、さっきの反省も兼ねてカールの言う事無視して一人で調べに行ったけど、カールは自力で現場に来てしまった
危ないよおじいちゃん(´・ω・`)
自分よりプラスチック野郎を大事にするのか!と息子にコンプレックスぶつけられボコられて、マーカスは理不尽だ、やり返してえという心が芽生え…え…。
えー…私、こんなコテコテのドラ息子相手に喧嘩してカールを悲しませたくないんだけどな。
アンドロイドは痛みはないのだし耐える方向で粘った…のだけど、ここばっかりはストーリー上どうしても必要らしくwマーカスもカーラに続いて人間に反抗、心を持つ変異体に。
そうこうしていたらカールが心労で心臓発作を起こし亡くなってしまいます(´;ω;`)
「そんな…嫌だ、父さん!!」(マーカスとシンクロする瞬間)
えああ~大事にされてたとはいえ介護用アンドロイドが主人の事父さんって呼ぶの…すごい絆だ…そういう風に接してきたんだろうなぁ、エモいなあ…。
そこに駆けつけてきた警察に、ドラ息子はこいつが父さんを殺した!となすりつけてきました!ギイイ!!
通報したのはマーカスなのに、不審者が侵入したって話したのに、その言葉だけでノータイムで警官に撃たれてしまいました…。ヒドイ…。
被差別階級って辛いなあ…。
8話「尋問」
コナーが捕まえたアンドロイドを尋問する。
圧をかけて吐かせなきゃいけないけど、私あまり冷酷なことばかり言いたくない…。
冷たくなりすぎず、事実寄りに、同情はせずを方針にしてたらいい感じにストレスレベルを上げられ…たんですが
最後にもういけるだろと油断して突き放した所ショックすぎて犯人が黙りこくってしまった。
もう何の反応も返してくれない。
コナー尋問失敗/(^o^)\
でも、やっぱりアンドロイド嫌いの嫌な奴ポジ刑事がもういいぶっ壊しちまえと暴行しようとするのを止めたらちょっと思うところはあったようで、大人しく人間に従うようにはなってくれた。
ちょっとかわいそう。
9話「あてどなく」
逃亡中のカーラとアリス。
夜だし雨も降ってるし、今晩の宿を探さなくては!
フェンスの向こうに廃車を発見。でもアリスは嫌がる。
うーん言ってる場合ではないんだけど、でももう少し探索しよう。
モーテルとコンビニ発見!
お金なんか多分ないし、モーテルで問い詰められるの怖くて行ってないです。
コンビニは…銃で強盗or道具を万引きor食べ物飲み物を万引き(アリスに手伝わせるオプションあり)
ろくでもねえ!
洋画だったらここは娘の為にバンバンいっちゃうんだろうか?
道具はさっき見つけていたし、他は…食べ物あげたかったけど、ただでさえアリスに殺人を犯させてしまったのでこれ以上犯罪に巻き込みたくない。
大人しくコンビニを出ることに。
さらに廃屋を発見。
でもここに泊まるのもアリスは嫌がる。
だってあの実家に似てるから。
そりゃ嫌だよね…。
てことでここも立ち去る。
この辺でこのゲーム探索に時間制限あるのか不安になってくる…w
コインランドリーに洗濯物セットしたまま居眠りしてる人が!
寒さに震えるアリスに乾いた服を、あと自分の変装用に盗む?
アリスに咎められて良心が痛むけど、もうここまできたら一個くらいアイテム取ろう精神によりこそっと盗む…つもりだったのですが
システムが促すままあれもこれもと手を出しすぎて持ち主が起きてしまった。
もしかして途中で切り上げられたのか…。
不審な目で見られつつ何も取れずにコインランドリーも後に。
結局最初に見つけた廃車で一晩明かすことに。
不安がるアリスを抱きしめて慰めてあげたかったけど、いまいち慰めきれず。
まだ心を開いてくれない:;(∩´﹏`∩);:
アリスが寝てる間にカーラは変装。
こめかみのLED取れるんかい!
取ったら人間と変わらないのに簡単に取れる設計にするのどうなんだろう。
ショートカットにして、なんと髪の色カスタムできる。
え!?これただの着せ替えお楽しみ要素?それともストーリーに絡む??
もしかしてアリスのお母さんと同じにすれば好感度上がるんだろうかとひらめくもお母さんの髪色が思い出せない。
アリスは暗めの髪色だった気がして黒髪にチェンジしたけどアリスともお母さんとも違っていたというオチ。
10話「死の淵」
前回撃たれてしまったマーカス、すでにアンドロイド廃棄場に捨てられていました。
というか廃棄場、雨ざらしの土地にただぶん投げてるだけ!
リサイクルもなんもないんかい!未来世界ザルだ!
あちこち壊れてしまったマーカスは、周りのスクラップになったアンドロイドから使えるパーツを取っていく。
中にはまだ意識がある(?)アンドロイドもいて、いきなり動いたりするのでびっくり要素あり。
ていうか結構怖い。想定外だ。ホラー耐性0にはしんどい…!
適合するコアパーツを見つけたと思ったら、相手がまだ生きていて、お願い取らないで、生きていたいのと命乞いされてしまう。
ぐぅ…でもここはお互い余裕はないのでコアを抜き取り殺してしまった。
…ら、他の場所でもう死んでるアンドロイドからもコアが取れたことに気付く…。
あああごめん(´;ω;`)
逆にこの地獄絵図でもう死にたいと懇願するアンドロイドもいて、これは眠らせてあげました…。
地獄から這い上がりオッドアイになったマーカスは他のアンドロイドに言われた通り、ジェリコとやらに向かうことに。
11話「ハンク」
ハンクとおしゃべりする。
昔ながらのちょっとダーティー(?)な刑事さんって感じ。
ハンク、予想通りちょっと人間味出すというか、嫌味とか皮肉交じりのテンポいい会話するだけで好感度が上がっていく。
こいつチョロいぞ!?
なんかハンクがかわいく思えてくる…wヒロイン枠とか言われるのも納得。
12話「逃亡」
カーラ編。
なんともうあたりに警官が!
バレずに逃げろとの事なんですが、赤信号走り抜けたら怪しまれるかと思ったのと操作にもたついていたらあっさり見つかってしまった。
くっそ交通法規を守ったばっかりに!
強盗もするのがこのゲームの正解だったのか!?(正解はないです)
ちょっとこの後の記憶がない。無理やり振り切ったんだったかな…。
13話「ジェリコ」
マーカスの逃亡編。
この世界、アンドロイドはエスカレーターも使えず階段を使うしかない(妥当だとは思うけど)
のであえてアンドロイドバレしないようにエスカレーターを使う!ドキドキ。
隠された記号を目印にジェリコへ向かう。
マーカスは行動予測が立てられるので、失敗しないルートどりを選ぶ操作が入る。
…これわざと失敗したらどうなるんだろ~(^q^)という気が起きるが今回はやめておくw
てかジェリコ、廃船なのでまっくらで超怖い!ジェリコが何なのかわかってなかったのもあって、侵入したときがデトロイトいち怖かった…。
逃亡した変異体達の隠れ家だった模様。
あちこちのドラム缶に火をともせるけど、後々これが火災になったりしないか不安になる。
でも明かりなのか暖かさなのか、付けるとみんなが集まってくるからやって良かったのかな。
リーダー…ではないが、ミステリアスな予言者的存在の女性アンドロイドに挨拶して意味深な事を言われる。
マトリックスで見たやつだ!
14話「鳥の巣」
またまた捜査をするコナー。
犯人の隠れ家?なので慎重に…と思いきや
「開けろ!デトロイト市警だ!!!」(急にデカい声)
犯人逃げるがな!!
素でやってるあたりコナー意外とポンコツなところがあるのか!?
部屋には一面、鳩、鳩、鳩。
アンドロイドがわざわざ動物を飼育していた模様。電気羊だ…。
そして変異体アンドロイドは何か宗教めいたものを信じている様子。
何かびっしり書かれた手帳を見つけるが、暗号化されていて解読できない。
(手書き文書もアンドロイドが書けば暗号化できるっての面白いなーと思う)
犯人を見つけるも取り逃してしまった…とりの巣だけに…(審議中)
あとやっぱりくそデカボイスにびっくりして身を隠していたことも分かった。
ほれみろ。
気が向いたら続く!
今日漆黒のヴィランズが完結してしまうので感情に任せて高速壁打ちしたら1万字超えた
繰り返しますがこれはFINAL FANTASY14「漆黒のヴィランズ」に感情をズタボロにされ365日漆黒の事を考えながらこの1年を過ごしたとあるヒカセンが、ひたすら壁に向かって感想を語る記事です。
明日FINAL FANTASY14 パッチ5.3「クリスタルの残光」がリリースされます。信じられない。
これをもって漆黒のヴィランズが完結してしまいます。
どうしよう。あんなに好きだった漆黒が終わってしまうんですよ。
これから先も私の冒険は続いていくけれど、一年狂っていた物語の終結という一大事に心が追いつきません。
なのでひたすら漆黒のヴィランズという物語の良さについて壁に向かって語ります。
長い割に目新しい考察はしてないと思います。ただの感想です。
相変わらず全力でネタバレします。FF14に少しでも興味のある人は読まない事をおすすめします。
- 漆黒の何がそんなに心に刺さったか
漆黒のヴィランズ、何も考えなくても10000%面白かったんですが、プレイヤーのメタい感情をことごとく手玉に取りコロコロ転がしてくる感じがやばいんですよ。
ゲームをプレイしてる時の視点って人によって色々だと思うんですが、
私はキャラクターや世界観にがっつり感情移入するタイプです。
自分がキャラを動かすことで、積極的に物語に介入している(ように錯覚できる)のがゲームの醍醐味だと思ってます。
それでもちょっとした時にプレイヤーの自分の目線に戻ってしまうんですよ。
次に何が待ち受けているのかドキドキワクワクの主人公から「いやあこれはFINAL FANTASY14というオンラインゲームなので…w」みたいな嫌な大人の考えが出てきてしまう。
例えるならディズニーランドで遊んでたら偶然バックヤードがちらっと見えてしまったみたいな、ちょっと冷めちゃう感じです。
けどそんなプレイヤーの気持ちもゲーム開発側はお見通しなので、その裏をかいたり、メタい感情もひっくるめてのストーリーに仕上げてきたりするわけです。
漆黒はそういう感情の導線が本当に上手くて、私は最初のムービーからエンドロールが流れる最後の瞬間までずーっと
「うわ~~~してやられた!!」
と頭を抱えていました。
ゲームがゲームであるメタい部分を上手くシナリオに絡めてくるのにめちゃくちゃ弱いんです。(ニーアのセーブデータ消去EDとか、ペルソナ3の主人公の自我のなさの理由とか命と引換えの技がその時のHP全部消費とか、かまいたちの夜の鎌井達の夜編とか)
しかも基本は感情移入型なのでエモい展開にエモくなっちゃう単純さ。
結果、漆黒の間はずっとスクエニの手のひらの上で全力ダンスする格好になりました。
開発が「ここでこう感じてほしい」みたいな思惑を全部踏んだんじゃないかなと思います。
あまりに制作の計画通りでちょっと悔しい気もしますが、全力で物語を楽しめたのは幸せな事なので問題ありませんね。
- 第一世界という舞台
これ聞いた時に「上手いこと考えたなー!」って思いました(何様だ)
今までずっと気になっていた「ヒカセン偉くなりすぎ問題」を一気に解決しうるからです。
ヒカセンってエオルゼアにとってなんの保証もない存在じゃないですか。
冒険者とかいうよくわからない職業で、実態は流しのなんでも屋。
強くなったらフリーの傭兵、くらいな扱いです。不安定。
実際新生始まってすぐの頃はお弁当のお届けやらうんこ堆肥運びみたいな汚れ仕事(物理)とか散々やらされて底辺労働者極まってたじゃないですか。
なのにイフリート倒したあたりからこいつ使えるぞ!ってんで、やんややんやと周囲に持ち上げられいつのまか英雄様!ですからね。
(余談ですが、新生の決戦前に士気下がった兵士にシチュー配って激励してください!というクエストには当時ビビりました。
いい話風に言うけどやだよー!リアルな戦争に直面して震えてる人にシチュー一杯で死ににいけとか言いたくないよー!)
今や各国首脳と会うのも顔パスで、プライベートですら会食やら向こうがセッティングしてくるんですよ。
ボズヤ解放戦線に至っては勝利の御旗になってくれと言われる始末ですよ。
もはやいるだけで勝ち確のバケモノであり世界の権力そのものです。
ヤバくない?こんなゆるふわな生き方してるピンクのララちゃんがエオルゼアの最終兵器なんですよ。最終兵器彼女ですよ。それは私だけですけれど。
今は善の心をもってエオルゼアのために戦ってくれてるけど、万が一ヒカセンが闇落ちでもしたらどうすんの?
ていうか政治的にもそろそろ力を持て余して邪魔になってくる頃合いなんじゃないでしょうか。
なので、イシュガルド戦勝祝賀会での顛末は自分の中ではすごく自然に受け止めてました。そりゃそうなるな、と。
テレジ・アデレジは中々先見の明があるのではなかろうか。
人によっては賛否両論な展開らしく当時はフレに心配されてたんですが、私はぶち上げた主人公の権威が一気に失墜、信じてくれた人達に助けられ、思いを託され逃亡者となる…というアツい展開をネトゲでやれて大満足でした
しかし蒼天でやった以上二度は使えない手です。
あの経験を経た今、ヒカセンの地位は揺るぎないものになったでしょう。
いわばチート系主人公。でもゲームなのにチートしてたら駄目でしょう。
無双系チート主人公がこの先FFのドラマチックさを維持できるのか不安でした。
そんなあなたに第一世界です。
まさかFINAL FANTASYの世界でさらに異世界トリップものするとは思いませんでした。
異世界なら今の強さはそのままにイチからのスタートだってできます。
しかもオタク大好き平行世界もの。似ているようで違う世界の新鮮な冒険をご提供してくれます。
メタい視点では主人公の足を引っ張る権力も信用もありません。
特に滅びの運命を享受して、むしろ滅んでくれないと困ってしまうであろうユールモアの権力者からはけちょんけちょんな扱いを受けるかも知れない!
トレーラーの丸々と肥えた貴族を見て確信しました。俺は詳しいんだ。
そんなつもりで構えていたので、始まってみたらみんないい人達で若干拍子抜けしたんですが…。
まあ、あそこで余計なことをしないでくれとか追い返されても紅蓮と一緒になってしまうし、こちらもいい気はしません。
第一世界を救いたくなくなってしまうと困るからと公式でも言ってましたしその通りなんですよね。
ヴァウスリー配下の軍には追われる身でしたし、それで十分だったと思います。
ちなみに私は序盤で追放されて以降、最低限しかユールモアに入らないロールプレイしてました。
- オルシュファンは卑怯(褒めてる)
開幕して5分で泣くとか誰が思うよ?
オルシュファンの死にそんなにショック受けなかったタイプの人はこのネタ引っ張りすぎとか絶対言うだろうなぁ…と思いながら私は号泣したクチなので泣きました。
さっき散々過去の経歴のない異世界プッシュをしましたが、実は漆黒は今までのヒカセンの積み重ねが大事だったというストーリーでした。
記憶の欠片が飛び交う次元の狭間がそれを象徴してるんですよね。
オルシュファンを大写しにしたら嫌でも思い出しますもんね…。
イル・メグにて滅んでしまったフッブート王国とイシュガルドを重ねるシーンもありましたね。
それも出だしにオルシュファンを食らっているので、すんなりアルバートに共感し心を痛める事が出来ました(?
これだけかと思いきや、終末幻想アーモロート前のあの選択肢
「英雄に悲しい顔は似合わないから」
ですよ!!
これ蒼天のイシュガルドの続編なんですか?(そうです)
ぶっちゃけ今まで蛮族との対立とか国家の思惑とか戦争とか、人の醜さ~!な描写が多く、人類滅んだ方が良くない…?という主人公にあるまじき思想を抱いてましたし、
あの時は完全にエメトセルクや古代人の側に心を寄せていました。
ので、あそこでオルシュファンの事を、この世界にも守りたいものがあった事を思い出さなければ、私は世界を滅ぼしてたかも知れません。
第一世界、ひいては原初世界が救われたのは彼のおかげです。
結論・オルシュファンは漆黒もメインキャラ。
- OPとブレモン…さん
プロモーションが打たれた時から話題になってましたね。
見知らぬ世界で目を覚まし、人を見付けたらブレモン…!ブレモン……さんじゃないか!
誰もが冒険の最初に出会ったあの人がいるというにくい演出です。
同時にここがそういうパラレルワールドであるという印象付けも出来ますね。
ジョーク交じりに語られるこの世界の異常さ、異世界から来たヒカセンと噛み合わない会話など、FF10のティーダを彷彿とさせるシーンです。
王道の異世界転生ものっぽさがあってイイ!
このシーン自然なやり取りに見えるのに何故かやたら指輪が目につきます。
直後にあっ…。となるように計算づくで作ってるんでしょうね。すごい。
しかも指輪って、原初のブレモン…さんが最初にヒカセンにくれるアイテムでもあるんですよね。さりげない伏線大好きオタク。
あとヒカセンがよく動く。
蒼天あたりから少しづつそういう描写は増えていましたが、
視線だけ動かしてキョロキョロしてから起き上がるといった細かい仕草で動くし、
こんな序盤からニュアンスの異なる選択肢があってボイス付きの分岐があったり、
自キャラのキャラが立っているのに没入感は増して、FF主人公感があって本当に嬉しいです。
そしてメインテーマのイントロと共にアルバートのTHE・ファイナルファンタジーなモノローグからのタイトルロゴ
「SHADOWBRINGERS」
コントローラーを持つ手が震えましたね。
良さみが深すぎる…このムービーだけでご飯10杯は行ける。
1億満点のOPでした。
- 絶対レーティング上げただろというグロさ
吉田がモンハンコラボの時に切断や血の描写はCEROのレーティング上げないと出来ない、拡張の時にしか変えれないと言っていましたが
上げましたよね!?
今までのカットシーンはグロ要素があるシーンはちょっとぼかした表現になっていたり想像力で補っている所がありました。
例えばテレジ・アデレジのアレとか、初見は普通に斬り殺されただけかと思ってたんですけどちゃんと見ると真っ二つなんですよね。
ファイナルファンタジーはグロさを求めるゲームではないし、
怪我したシーンだけキャラクターに血糊をくっつけるみたいな事が難しいのかな?とか考えてたんですが、表現規制が原因だったとは。
漆黒カイ・シル君が腕を切らされたり、サンクレッドの一騎打ち後などはっきり流血描写があって、伝わる緊迫感がぜんぜん違うんですよ。
あとテスリーン。
メディアでも沢山取り上げられてましたが、それだけ序盤にインパクトがありました。
うわー…⤵ みたいなダウナーな声が出ました。
でもうまく言えないのですがあの「光を吐く」描写好きなんですよ。
この世界は光が溢れている、という言葉がこんな絶望的に感じる事あっただろうか。
後々ヒカセンも同じ目に遭った時に「お前もこうなるんだぞ」の具体的なイメージが出来てるので、ヤバさもひとしおです。
漆黒はダークな要素多かったですね、漆黒だけに。
ぞわぞわするような怖さが多かったです。
イル・メグはホラー。
- 罪喰いは天使じゃない
どこかのインタビューで、罪喰いは天使っぽくならないように気を付けてデザインした。とあってはえ~~~!となりました。
君は光の戦士だけど、光=善ではない。というテーマなのは分かる。
分かっていても私のような凡人だと逆に天使にしてしまいそうです。
- ファンタジーの終末世界
終末もの流行ってますよね。いいですよね。
まさかFF14でやれるとは思いませんでした。
MMORPGなので、サ終する瞬間まで世界が存在しないといけない都合があるじゃないですか。
だから世界の崩壊の危機とかやれないと思い込んでたんですよ。
まあ結局第一世界は救われたので厳密には終末ものじゃないのかも知れませんが…。
でもナウシカは終末ものだと思うし…。
私の知ってる終末世界はリアル寄りが多かったので、ファンタジーの終末世界は新鮮でした。
そして第一世界の終末、かと思いきや原初世界の終末の話で、それを救おうとしたら古代世界の終末というもうどうにもからない滅びがあった…という。
この重なってる感じがめっちゃ好き。
終末ものでありパラレルワールドものであり、タイムトラベルものでありとオタク大好き要素詰め合わせみたいな世界観の漆黒。
原初世界とよく似た人や風景の仕込みが沢山あリマしたね!
ちょっとした風景で気付いてエモかった範囲
・コルシア沿岸⇔コスタ沿岸
カニとかコリブリとか、マップはモンスターも似せてるので見付けやすいです。
というかコルシア全体がラノシアの海沿いを圧縮したような感じでしたね。
他の地域もそうなんでしょうけど、コルシアが開けてるので分かりやすかったです。
・コルシアの廃墟造船所⇔西ラノシアの造船所
・ラケティカ湖の奥のちょっと開けた丘⇔黒衣森中央森林
・アム・アレーンの線路⇔ブラックブラッシュ停留所線路
・ユールモアの廃船⇔リムサの海賊船
思い出や馴染みのある場所が墟廃化しているのは胸がギュッとなります…。
もしかしたら自分の世界の方がこうなっていたのかも知れないと、アルバートの心境を想像出来ましたし、
実際はゲーム的な都合で原初が滅びることはなくても、こういう形で疑似体験させてきたっていう事に震えました。すごい発想だなぁ。
あと、原初世界を飛べない事へのフォローか!と感心してたんですが、パッチ5.3で原初も飛べるようになったのでハズレでした。
・アム・アレーンのトンネル坂
めっっちゃシリアスなシーンなんですが気付いた瞬間盛大に吹きましたw
ミンフィリア(真)に会いに行くのに通った道です。
そう、数多のヒカセンがキレながら幾度となく通った西ザナラーンのあの坂です。
まさか新生の、半分ユーザーのネタ化している苦労がこんな所で回収されるとは…w
今は新規プレイヤーにリムサからの船便が便利である事の周知がされていたり、PLLでちらっと砂の家に直テレポできようになるみたいな話を聞いてます。
序盤で嫌になってしまうプレイヤーがいたらもったいないし、良い判断なんですけれど…そういうプレイヤーはここ気付かないか、あんまり感動しないのでは。
それももったいない話のような気がします…。
そっくり風景があるなら人にも同一存在がいるのでは…?と匂わせてきたあたりで絶対そうだろというキャラも登場してきますね。
明確なのはロウェナとゲロルト。
きれいなジャイアンみを感じる二人ですw
となると絶対オルシュファンは!?となりますよね。
実際発売前からいるんじゃないかと言われ、吉田が
「いたとして、違う人生を歩んできたそれはオルシュファンと同じとは言えませんよ」
という感じのコメントを出す程でした。
いたらモブだろうと誰かが絶対見つけ出すだろと思ってましたし、実際それっぽい人いるらしいですね?
該当のクエはまだ途中なのですが、確かに「それっぽいけど別人」のギリギリラインを上手いこと攻めたキャラだなという印象です。
5.1ではありますが、グランコスモスの蒼天騎士団もニヤニヤして楽しかったです。
なんでシャリベルさんだけ一般人なんだろう…w
- 平行世界の自分を見てみたい
こういう流れなので当然ヒカセンの同一存在いないの?って思うじゃないですか。中盤くらいには。
でもキャラクリや種族性別、みんな違って自我も人によるしロウェナさんのようには行きません。
プレイヤーキャラをまるきりコピーしたNPCって技術的に無理なのか?そんな訳ないと思うけれど。
ずっといたら変なのは分かるから、目立たない場所に時限ですーっと通りかかるとかでいいから第一世界の自分見てみたいなぁ。
そんな風に思っていた時期が私にもありました。
ア ル バ ー ト お ま え か よ !!
びっっっくりした。初登場あんな敵ムーブしてたのに…。
最終決戦でああなったし俺がお前でお前が俺だった…。
自分が似ても似つかぬララ♀ヒラなので不思議な感じです。
あのシーンはひろしに似たキャラクリのミドラン♂か戦士やってたプレイヤーが大勝利でしたね!
実際フレの戦士は激アツだったと語ってくれました。
有名所だとヒカペンさんとかどストライクですよねミドラン戦士だもん。ヒカペンさんの漆黒感想note大好きです。
そして自キャラのコピーは技術的に全く問題なくて、既にやってたんですね。
最近暗黒始めて知りました。
これらを作ったイシカワナツコ神に一生ついていこうと思いましたが、あれ暗黒クエだけに使うにはもったいない演出じゃない?
- 種族などの細かい分岐を辞さない姿勢
蒼天の頃から、竜騎士だけエスティニアンと面識があることになっていたり、ヒーラーがカットシーンで回復魔法を手伝ったり、少しずつ増えてはいましたが
漆黒はそれを思い切ってやったなぁと感じる箇所が沢山ありました。
ともすれば特定の種族やジョブだけ差分があってずるいとか批判されそうな箇所なんですが、
でもヒラなのに傷ついた人を前にボーッと立ってたり、珍しい種族同士が顔を合わせたシーンなのに無反応だったりするとやっぱりモヤモヤするんですよ。
物語が自然で面白くなる方がいい、という方向に舵を切ったんでしょう。嬉しいですね。
他を知らないので比較になりませんが、漆黒はララ弄り多めだった気がします。蛮族扱いですし。
- 次回、ヒカセン死す
MMOなので、ネトゲなので、なんだかんだ自キャラは絶対死なないとたかをくくってました。
サービス終了が自キャラ死亡エンドだったオンラインゲームは知ってますが、ほんとそれ位しないとやれないじゃないですか。
どっこい、ヒカセン死んでました。
自分の死体を俯瞰で眺めるムービーに、こんな展開ありなんだと、新生ラスト以来の衝撃を受けたものです。
しかも戦いの中とかじゃなくて毒ガス(と思われていた)兵器でコロッと死んじゃうんですよ。
あんなに強かったヒカセンもただの人でしかないんですよ…。
余談ですが、死んだ時強制でタタルさんにもらった服着てるんですよね。実はあの服、所持枠がパンパンで(あとデザインが好みでなく)遺失物で買えるしと漆黒前に捨ててたので色々戸惑いました。ごめんて。
- 水晶公があんなしらばっくれると思わなかった
発売前から「いやグ・ラハでしょ」と散々言われてましたね公。
出会ってすぐに選択肢に「もしかしてグ・ラハ・ティア?」とか出てくるの正体はすぐ見破れる…はずなのですが。
公ってば平然としらばっくれるんですよ。
あんまりさらっと流されたので、逆にプレイヤーのメタ推理の裏をかいたネタ選択肢だった説が自分の中に発生。
だってそんな嘘つく理由が分からないので。
でも「助けたい人」を「彼女」と呼ぶんですよ。
メタ視点だと「彼」との差分くさいセリフだな~とw
自分が♀キャラですからね。
でもでも、本当に誰か知らないけどある女性を助けたいって話かも知れない、そういう物語もごまんとありますし。
そんなこんなで迷いながらのグルグ火山で素が出てようやく確信に至るわけです。
共闘シーンでクリタワBGMが流れ涙する人も多かった…ようですが、すみません私は気付けませんでした。なんか聴いた曲だなと思ったんですが…。
ところがまだ公はしらばっくれるinイノセンス戦後のムービー。
あまつさえ唐突すぎる悪役ストーリーを語りはじめます。
そんな馬鹿なと思いましたが、あまりに堂々と嘘をつくので単純な私は混乱し一瞬だまされかけましたよ…。
そんな訳ないんですけどね、もじもじしながらサンドイッチ差し入れ心配してくれた姿を忘れたのか。
プレイヤーはこの世界の絶対的な存在で、70カンストした時点でメインクエからギャザクラに至るまでみんなヒカセンにイエスマンだったので、キャラにここまでしれっと嘘つかれると思ってなかったんですよ。
完全にしてやられました。
後にまとめサイトで、そもそも出会ってすぐ
「もしかしてグ・ラハ・ティア?」
↓
「いや?そんな人物は知らない」
の時点で
…なんで人名だって分かったの?^^
という話だと考察されててハッてなりました。
そうだよ第一世界のミコッテは命名規則が違うんだから聞き慣れない単語のハズなのに…!
気付く人は気付くんですね、私はダメでしたw
- フェオちゃんシステムのご都合キャラじゃなかったの!?
フェオちゃんの存在は前々から公開されてました。
しかしその紹介のサれ方は、異世界でリテを呼び出す事に矛盾が生じないようにこの形にしました!という姿勢で一貫していたので、
メタ推理マンの私はフェオちゃんはご都合キャラである、リテーナーシステムの一部に過ぎないと思い込んでいました。
なのでまさかイル・メグの、こんな序盤でがっつりメインストーリーに絡んでくるとは夢にも思わず、自分がやるまでみんなフェオちゃんフェオちゃん言ってるのが不思議でした。
システムキャラとお別れになるなんて予想だにせず、ちょっと泣きました。そんなに悲しいお別れではないはずなんですが…。
- 「なんかエメの事好きになってきて困るww」
中盤のコルシア辺りのフレへの発言です。
イル・メグ入りでストーリー盛り上がってる所に急にアシエン出てきた時、正直テンション下がったんですよ。
せっかく第一世界のお話なのに原初と同じアシエンが悪さする展開いらなくない?と。
けどラケティカからエメトセルクが同行することになって、絶対嘘だろと思うけど友好的にされて
助けてくれて
アシエンのくせにおっちょこちょいな面があって…。
あれ?なんだか好感度上がってきてるな、一緒に旅する効果はばつぐんだ…とか思いはじめ
アシエンを知りたければ自分から聞けというから、
これはゲーム語に訳すと「マメに話しかけないと細かいエピソード聞き漏らすぞ」の意!だと理解して話しかけ
細かいどころか超重要エピがじゃんじゃか出てきておま、こんな所でさらっと言うな…と思った瞬間
「以上こんな話をさらっとしてしまうアシエン・エメトセルクなのでした」
発言かぶりやがった…!NPCのくせに…!
てかこいつメタいぞ!?プレイヤーが見えてるな!?
えっ好き、困る~~~www
こんな感じでした。
でもまだ、敵かつネタキャラであると思い込んでいたので、こちらもネタとして軽率に好きかもwとか草生やしてたんですよ。
なにもかも開発側の思惑通り、そう仕向けるためのシナリオだったんですがね!
一時でも共に歩んでしまったら敵であろうと親近感とか情を感じてしまうのが人というものだ、それはエメの来た苦悩の道をなぞるものなんだ…そう考えると死ねますね…
今やFFシリーズ通して、いや人生通してもトップ入りの推しですよ…。ほんと好き…。
なんたってFF大投票6位ですからね…。(私も入れました)
あんなストーリー見たらみんな好きになっちゃう…。
エメトセルクの一挙一投足に情緒を振り回されて頭抱えるし涙出てくる…。
7月15日に漆黒5.0クリアして以来、毎日1回はエメトセルクの事考えて生きてる気がするとフレに言ったら
「恋 ///」
と言われました。そうかこれが恋か。
この記事書くにあたって愛用の紀行録やYou Tubeでカットシーン見返してたんですが、私はエメの出るシーン見ると10秒に1回好き…って言うbotになってしまうのでダメです。
- 調子こいていた私と絶望の無尽光
漆黒の特徴に「プレイヤーの進行度によって景色が違って見える」という画期的なシステムがあると、発売前から大々的に宣伝されていました。
光を払い闇を取り戻す旅というのも最初から知っていました。
ゲームなのでその道程が苦難に満ちたものなのだろうとも思ってました。
ところがどっこい、始まって見ればヒカセンもとい闇の戦士は最初から歓迎されていて、あっという間に最初のID。
大罪喰い討伐をライナに止められて一悶着かと思いきや、大丈夫大丈夫と公に言われるまま倒せてしまいました。
そしてユールモアに邪魔されつつ次々夜が戻りましたとさ、めでたしめでたし…?
私は物足りなさを感じていました。
なんてこった、世界に平和が戻ったのに喜べないなんて悪堕ちメンタルだ…と自分を面白がっていました。ちょっとイキってたんですね。
エリアごとのストーリーを終わらせないと空を飛べないのもそれに拍車をかけました。
「あっさりレイクランドに夜を取り戻せてしまいちょっと拍子抜けしてる…w」
「せっかくの無尽光なんだからその空を飛んでみたかったなwそれだけが残念w」
とかフレに言ってました。
はい!そこでイノセンス戦!!
お前のせいで世界は光に侵され滅びるのだと、彼は言いました。
部屋の窓を開ければ、空は無尽の光に溢れていました。
街の人々は私の身を案じ、こんな事をした奴を許せないと憤ります。
私は望み通り、光に満ちた空を飛び回れるようになりました。
「「「あっさりレイクランドに夜を取り戻せてしまいちょっと拍子抜けしてる…w」」」
「「「「せっかくの無尽光なんだからその空を飛んでみたかったなwそれだけが残念w」」」
自分の言葉が頭にこだまします。
私はなんと、愚かなのでしょう。
これはゲーム、ゲームなんですけど、第一世界は架空の世界なんですけど、ガチガチのガチで絶望しました。
クエ開けて、呆然としたままあてもなくクリスタリウムを歩き回りました。
ふらふらしてたらいつの間にか人気もなく来たことのない高台に来ており、同時に私のせいで世界が滅びるという言葉がよぎり、そのままそこから身を投げるなどしていました。
ちょっとRPだとしても生々しくて引くなあとも思いました。
鏡見たら大分深刻な顔していたのうける…。
いや~~~きっと小説やマンガだったらここまで凹まなかったんですよ。
自分がプレイして、聞いて感じて考えてきた結果が全部跳ね返ってきました。クリティカルです。つらい。
ゲーム体験のヤバさをひしひし感じました。
ここまで計算づくのシナリオなのかなぁ、そうなんだろうな…すごいぜFF14。
- アーモロートでエモ死
みんな絶対テンペスト入りした時
「ラストエリアの割に盛り上がらんな」
って思いましたよね!?
暁のみんながコメントしながら誘導してくれたり、綺麗で怪しい雰囲気ではあるのですが
ここに根城があるって、エメトセルク海底洞窟にでも住んでるのかな?
暗くて狭いじめじめした洞窟に公とぽつんと佇むエメの想像したりしてました。スケールが小さい…。
でも魔大陸も似たようなものだし(元ネタを知っていると感動できるらしいですが)と割り切ってもいて、
そういえばマップに妙に四角い場所があるのも気付いてはいましたが、ドラえもんの竜の騎士みたい。特殊フェイト場所かねくらいに流してた、ら。
あの瞬間の感動を忘れられません、息を呑むとはこういう事です。
演出最高じゃないですか?
まず暁のみんなが驚いてポカーンとする顔が映って、なんだなんだと振り向いたらアーモロート。
先行してる人しかいなかったのでチャットで「エモ死しそう」と呻いてました。
それまで見た古代の遺跡とか、ぱっと見しょぼいんですよね。
だから古代文明がいかに優れていたか聴いても分からないんですよ。
古代世界を舐めてました。
今までの中世の価値観なエオルゼアをベースにしか考えられなかったんです。中身は現代人なのに。
ビル群と夜景ってどうしてあんなに切なくなるんでしょうね。
でもあれは深海の底で、ひとりぼっちでエメトセルクが住んでいたのだと思うと私は、…。
あとBGMを堪能するためヘッドフォンしてプレイしてたんですが、
ヒュトロダエウスにここが災厄のまさに直前の姿だと言われてから、曲のバックに秒針の音が入っている事に気付いてまた頭を抱えました。
- 絶対ローブくれると思ったのに
思ったでしょ???
クエストこなせばアイテムもらえる、そんなプレイヤーの思い込みを世界観で殴り返されガーン!となる印象深いクエでした。
赤ちゃんだって自分でなんでも作れる古代人なのだから、人にものをあげるとかいう概念がないし、なんなら失礼にあたるのかも知れませんね。
- みんな大好き黙示録のテロップの仕掛け
終末幻想アーモロート、全ての作り込みがやばいのですが
あの黙示録風のテロップ。
新しいシステムかな、と何気なくマップを開いてびっくり。
あの文が地名になってるんですよね。
地名はエリアに入った瞬間各自テロップ表示される、今まで散々見た既存のシステムをこんな形で演出に組み込むなんて…考えた人は天才なのでは?
- 主人公は喋れない…を打ち破るアルバート
14始めた時、自キャラにボイスつけられるだけで喜んでたんです。
でもそのせいで、ボイス付きのカットシーン、つまり盛り上がる場面でヒカセンが喋れないんですよね。
ティーダがずっと二人称呼びになるのと一緒で、そこは仕方のない事だと受け入れていました。
が。まさかの二人の想いが重なってアルバートの声で喋るという超絶かっこいい演出ですよ。
こんな解決策ある?考えた人はやはり天才。
ま、まあ一瞬諏訪部の声帯になって驚きましたが、14はリップシンクがあるのでちゃんとヒカセンが喋ってると分かったので大丈夫です。
- PT組むという瞬間も冷めさせないヒカセン召喚
今更これ言う必要もないくらいの話ですよね。
ゲーム上絶対8人PT組まないといけない、でもここにいる7人どこから来たの?ストーリー上無理じゃない?
新龍戦辺りで吉田がツッコまれ苦慮していたのを記憶しています。
しかし漆黒はゲームの都合でラスボス戦という最高潮に盛り上がる瞬間に冷めてしまわないように、物語の一環として7人を呼び出すんですよ。
私だってシステムを感じる気満々でいたら魔法陣が7つ出てきたの超絶感動しましたからね!
しかも「異世界からの召喚」で始まった物語を同じ術で締めくくる胸アツ展開。
最初から決めていた展開だったとイシカワナツコさんがインタビューで語っていましたし、前編通して伏線回収が見事すぎるんですよ。
- 漆黒の反逆者(ダブルミーニングどころの騒ぎじゃない)
反逆者と書いてヴィランズと読む。
コナン映画みたいというか中二というか…なんて茶化してる場合ではない。
本編中ずーっとこの「反逆者」の意味が変わりながら繋がっていくの見事としか言いようないです。
ダブルミーニングとか言葉遊び好きオタクなんですがダブルどころじゃなかったですね!
ユールモアへの反逆者、光を覆す闇の戦士、滅びの運命への反逆。
ここまではギリギリ想定がつかなくもないのですが(つくとはいってない)
「世界を救う英雄への反逆者」
なんだかんだ、ヒカセンは英雄であり善の立場から動かないと思っていました。だって主人公だから。
「漆黒の反逆者」と言ったって、だいそれた反逆は、ヴィランズにはなれまい…。
そんな考えをぶちのめしたのが漆黒という物語でした。
「世界を救う英雄」は、今のエオルゼアと第一世界を背負ったヒカセンであり、古代に世界を託されたエメトセルクでもある…。
勝てば英雄、負ければ反逆者。それが歴史であり
「この星の物語における悪役がどちらか、決めようじゃないか!」
- ならば、覚えていろ
忘れるかよ!!!!!!!!!!!!!
- おはよう
他の選択肢も普通に物語としてかっこよくて魅力的だけど
これが出る人はこれ以外の選択肢なさすぎませんか。
やはりカットシーンもこれだけ特別仕様なので、トゥルーEDはおはよう一択。
- アルバートの魂の帰還
こんなん英雄の帰還じゃん…。(※パッチ4.1タイトル)
あの被せ方はずるい…。泣くわこんなん…。
喝采は本来、アルバートが受けるべきものだったけれど私はアルバートなのできっとこれでいいんだ…。
- ラストシーン
最後に話しかけてくるこの子、ドマ冒険者団のリーダー君に似てますよね。同一存在かな。
そんな微笑ましさを感じます。おんなじ事聞いてたしね。
そんでこの時EDを迎えた充足感で気が緩みきってコントローラー置いてたんですけれど、
「お姉ちゃんはどこから来たの?どうやって強くなったの?」
あー、一瞬目を閉じて考えるこのモーションは
はいはいこれ選択肢ね、第一世界にきて最初にライナさんとやった「どこから来たの?」をラストにまた持ってくる奴ねはいはいで、またグリダニアor原初世界から来た→「?」みたいなね。
最初と最後のシーンが同じになるやつ、好きだよそういうの。
さーてなんて答えるかね。
ってコントローラー構えた瞬間
「秘密❤」(とも言わない)
暗転!デンデデンデデン~(SHADOWBRINGERSが流れエンドロール)
感嘆符10000個くらいついためっちゃ重い溜め息でました。
誰かがTwitterで映画のようって言ったけどほんとそれで、最後の最後の瞬間まで私の予想を鮮やかに裏切ってくれました。
ヒカセンが喋れないのをこんな形で利用するなんて…。
私には確かに「秘密♥」って自キャラの声が聞こえた気がするんですが、モーションだけでここまでぴったりな表現出来る???
無言だからこそ余韻が心地よくて、あんな重たい話だったのにこの爽やかさはなんだ?????
5000兆点満点、顧客満足度ナンバーワン。
漆黒のヴィランズ、最高でした。
それが今日完結編なんですよ。
楽しみ通り越して怖いんですが、しっかり見届けようと思います。
あと5日で漆黒のヴィランズが完結してしまうので感情に任せて高速壁打ちするつもりが紅蓮編で終わった
これはFINAL FANTASY14「漆黒のヴィランズ」に情緒をかき乱されもんどり打ちながらこの1年を過ごしたとあるヒカセンが、いかに漆黒が良かったか、どんなところに打たれたのかとかをひたすら壁に向かって語る記事です。
8月11日、FINAL FANTASY14 パッチ5.3「クリスタルの残光」がリリースされます。
これをもって漆黒のヴィランズという物語が完結するのですが、逆に言えばプレイヤーはまだ誰も物語の全貌を知らないので、的外れな考察とか解釈間違いがあるかと思いますがご容赦ください。
あと息をするようにネタバレするので未クリアの人、少しでもこれからFF14やってみる気がある人は見ないように。
ほんと、見ないで。頼むから。
- パッチ4.5当時の不安
正直始まる前は期待と不安が大分入り混じり過ぎて周囲の盛り上がりから若干浮いていました。
ヒカセン人生初めての拡張なので新しい世界が来ると言われてもピンと来ないところありましたし。
いえ3段階でシーンが追加されていったトレーラーは第一弾からもう好きで何回見たかわからないし、楽しみは楽しみだったんですが!
まあ…漆黒に至るまでの引きがね…正直弱かったよね…。
それまでの引きが強すぎたとも言う。
でもプロローグでぐっと来ないと漆黒のヴィランズ大丈夫かな!?こんなにハマったゲームがコケたら悲しい…とか心配してました。
何様やねん。
新生編ラストはこれから私、どうなっちゃうの~!?感がやばかったし、蒼天編は…私元ネタのFF5は未履修なので完璧な「良さ」は分かってませんでしたが、カットシーンの迫力はすごかった。あとパパリモ…。
グリダニア出身なのですごい悲しかったし、何度紀行録で見返しても「自分もパパリモとここに残る!」を選んでしまいます。
初登場時「絶対こいつにいちゃもんつけられて戦闘になる!」とか思っててごめんよパパリモ…。
それに比べると紅蓮のリベレーターの最終パッチ「英雄への鎮魂歌」の終わった時のスン…感よ。
事前に吉Pが放送で「すごいことが起きますよ!」とか煽りに煽ったり、鎮魂歌と書いてレクイエムと読ませるコナン映画みたいなカッコよさなのが逆に期待値を上げすぎたんだろうなぁ。
でも期待するなとは言えないしね。仕方ないですよね。
- ギムリトの会談
あれ一つ間違えれば即世界大戦の首脳会議になのに、エオルゼアの英雄とはいえあくまで一個人の冒険者が参加していていいのか!?
こちとら政治のことはわからんし、頼まれれば一般兵からドラゴンの親玉までぶちのめすキリングマシーンなんだから、敵国の皇帝とほいほい同席しちゃいかんだろ…。
とか戸惑ってたら私の頷き一つで開戦が決定してしまったので本当に焦った。私そんな、世界に責任取れない。
曲も演出も、ああ紅蓮の総決算なんだ…!という気分をぶちアゲてきて大好きなIDでした!
それにちゃんと仲間が一緒に戦ってくれるんですよね。
ほれ戦ってこいよじゃなくて、彼らも頑張ってくれているのが嬉しい。ゲーム的には演出に過ぎなくても。
これは漆黒のフェイスやストーリーで痛感しました。発表時はフェイスいらなくない?とかほざいてたのに…。
ところであれID中にキャラがLB撃ってくれる演出あるんですが、リセ、ヒエン、ユウギリの3人からランダムな上に専用のセリフ言ってるんですよ。
私はエキルレ対象なのと装備欲しさいに周回してたので全部見れましたが、漆黒から新規で始めた人とか1回しか行かないんじゃないだろうか。
リセのやつが特に紅蓮の最終話として王道で泣けるので、見れてないとか知らなかった人は勿体ないのでぜひ全部のパターン見てほしいです。
ラスボスだけはちょっと…ポッと出過ぎてあんたら誰よ感ではありましたが。今後出てくるのかなあ?
- ヒエンとゼノス(仮)との一騎打ちに駆けつけるシーン
同じ時に別の場所で起こっている事を並行して見せたのは初めてじゃないでしょうか。
英雄が到着するまであと○分!っていうリアルタイム感にドキドキして好きでした。見たことないけど24ってこんな感じなのかな。
好きだけど私ララフェルなので、ちっこいのがてててーっと走る姿が場にそぐわなくて笑える。
- VSゼノス(仮)
このシーンがトレーラーのOPの冒頭部分なんですが、侍ミドランひろしとヒラのララでは絵面が違いすぎて気付くのにだいぶ時間がかかりました。
ホントなんでこのタイミングで!ってリアルで言いそうになる謎の水晶公。
既に仲間が大変なことになって、意味深な声も聞いてましたがいかんせん謎過ぎて思考放棄していたしギムリトの空気に飲まれていたので今の今まで忘れてたよ…。
「今すぐ戦場に戻せ!」とかいう戦闘狂選択肢。思えば漆黒通してこういう脳筋系選択肢ありましたね。
悩みましたが前前前世を歌いながら「お前は誰だ?」にしておきました。
そういえば「この戦いには勝っても負けてもいけない」のに漆黒トレーラーでは明らかに勝ってましたね!?あれは世界滅亡ルートの映像だったのかな…。
- エスティニアンー!
謎の公のせいで大ピンチのヒカセン!誰かが助けてくれた!誰だ!?
まさかエスティニアンだったとは…確かに君は相棒でしたがこんな直接関わってくれない気がしてたし、たまたまギムリトにいるとは思わなかったよ。
どっちかっていうとゼノス(真)を期待してました、そんなキャラじゃないですけど。
ギムリトにいたわけだし、偽の自分の一騎打ちの場面に出くわしたらそっちから殺そうみたいな。
それかガイウスさんとか。エスティニアンは私的に大穴でした。
目が覚めたらイシュガルドでさらにびっくりしました。
遠くない?遠路はるばる担いできてくれたのエスティニアン?ジャンプしながら?
(カットシーン見返したら運んだのはせいぜい本陣までですねこれ)
エスティニアンに担がれてるヒカセンの図を見たかったけれど、ルガやロスガルなんかのでっかいキャラの場合どうするんだよ問題があるので仕方がありませんね。
ララフェルの私なら俵担ぎでも小脇に抱えるでもニャンの好きな方でいけるんですが。
目が覚めたベッド、かつてニーズ戦後にニャンが運び込まれてたのと同じやつですよね!(単なる使い回しかも知れませんが)こういうちょっとしたことが嬉しい。(使い回しの可能性もありますが)
結構な時間気絶していたようですし、御典医クラスのお医者さんに診てもらっているので頭装備が外されているのも心憎い演出です。
というかここのシーン全員演技が細かいですね!
蒼天からヒカセンが積極的に動くというか、エモートにない自然な動きをしてくれるようになったのすごくイイ
- エドモンパパ
再会できたの嬉しい…けどやっぱりなんで?
こんな時でもずっと心配してくれるし、かといって無駄に引き止めもしない気遣いのできるエドモンさん大好きですがなんで今出てくるんだろうと当時は思ってました。
まさかこれが漆黒になって効いてくるとは…!
リアタイ勢にとって蒼天はなんだかんだ4年前の話ですから、頭の隅にでも思い出しておいて欲しかったんでしょうね。
- そして漆黒へ
石の家に帰還し、いろんな謎を解くためにクリスタルタワーをじっと見つめるヒカセン…そして帝国サイドが映って紅蓮編、END。
ここが最大のすん…ポイントでした。
あんなドラマチックな事がありながら普通に自分の足で石の家帰れちゃったよ…。
派手なムービーもなかったし、暁の皆さんは危篤状態みたいな感じですがなにぶん静かに倒れているので今でいうとこの映えが足りなかったんですよね。
クリタワにあんまり思い入れがなかったのも拍車をかけてるんでしょう。
元ネタの過去作は未プレイだし、24人レイドのクリタワも2.0終わってすぐ駆け足気味にやってしまったのでどういう話か忘れてました。ごめんなさい。
グ・ラハとどういう風に出会って別れたかという漆黒に必要な最低限は覚えてましたよ!
ただその途中の細かいとこは抜けてました。闇の世界はマハシリーズの方だと思い込んでたくらい抜けてました。
帝国サイドの話は重々しい割にふーんで流しちゃってました。
見返すと大事な話してるんですけどね。
まだこの頃はエメトセルクの事も、アサヒ君の二番煎じみたいな道化キャラだなぁ、帝国人は煽らないと死ぬのかwww位に思ってました。
まさかその後彼が人生最大級のラブ♡推しになるとは思いもよりませんでした。
今あらためてこのシーン見返すとどこもかしこもエメトセルクらしくて好きでたまりませんね!
ぐだぐだ順番に語ってたら漆黒のヴィランズに入らないまま日付が変わりました。
しかも結構ディスってばっかりですね!?
ちがうんだ吉田、FF14スタッフ、私はほんとうに漆黒のヴィランズが、14が大好きなんです。ただちょっと拡張という人生の大イベントに対してナーバスになってたんだと思う。
そうマリッジブルーみたいな…拡張ブルー…?
次からはちゃんと漆黒のヴィランズの話しします!
2016年度の手帳を無印・ロルバーンダイアリー・ほぼ日の3つから比較検討しようとした記事
いよいよ3月も終わり、2016年度が始まろうといている今日、ここにいよいよ切羽詰まっている人間がおります。
なにを切羽詰まっているかというと、新しい手帳をまだ買っていない。
私はもう小さい頃から明日の予定だの持ち物だのという事を全く覚えていられないたちでして、手帳、スケジュール帳なくては社会生活が送れないレベルです。
そして私、ちょっとした文房具フリークでもありまして、一年間もべったりお付き合いすることになる手帳にはこだわりがあります。主に使いやすさの面で。
昔、一度だけ使い心地など知らん!可愛いは正義!みたいな超変形型のスケジュール帳を買ってしまったことがありますがその年は散々な目に逢いました。
なので今年の手帳もすでに3つまで候補は絞ってあるのですが、この三択を決めかねて今日まで来てしまったので、ここで比較検討をしてみようと思います。
・今年の手帳候補三択
- 無印良品「 上質紙マンスリーノート・2016年3月始まり B5 」
- デルフォニクス「ロルバーンダイアリーL」
- ほぼ日刊イトイ新聞「ほぼ日手帳 オリジナル」
どれも一年間使用したことがあります。
・手帳に求める事
基本的には予定管理のしやすさ。
手帳は普通にスケジュール帳としての使い方をするので。余裕があれば備忘録であったり記録をとったり。
- マンスリータイプであること。
一日に何件も用事があるわけではないので予定管理はマンスリータイプで十分。
むしろズボラなので一目でひと月分の予定を確認できる方が便利。 - デザインはシンプルイズベスト
(昨今はTwitter上に「#手帳ゆる友」といったハッシュタグが存在していて、大変女子力の高い手帳術を紹介、共有するトレンドがあったりするようですが、私の女子力は残念ながら残念なのでシンプルな手帳を可愛らしくアレンジ・カスタムするという事はありません) - 携帯性の良さ
忘れないうちにその場で書き込め、その場で確認出来ること。基本的に何時でもどこでも持ち歩くので、女物のカバンに入るサイズであること。 - 書き込みやすさ
先述の条件との兼ね合いが悩ましいポイントです。大きく雑な字を書くので、小さな手帳にちょこちょこ書くのは性に合わないのです。ある程度のサイズが必要。
あと、綴じ方の悪いものは手に当たって書き込みしづらいです。 - 4月始まり、月曜始まりであること
感覚の問題ですね。手帳をつけるようになったのは学生時代なので、このサイクルが一番しっくり来ます。 - 余白ページの多さ
いわゆるエリクサー症候群(数の少ない貴重なものをもったいぶりすぎて必要な局面でも使わず、結局だだ余りさせてしまう現象)なので、余白ページが少ないと「こんな事を書いてページ足りなくなったらどうしよう」と書き込みを躊躇してしまいます/(^o^)\
手帳として本末転倒なので治したい癖です…。
さて以上を踏まえて三種検討。ちなみにどれもマンスリータイプであること、4月月曜始まりであることは満たしています。
- 無印良品「 上質紙マンスリーノート・2016年3月始まり B5」
・デザイン★★★
さすが無印、シンプルイズベストを体現したかのようなシンプルさです。
茶色の表紙に2016.3の文字、中身も三年分のカレンダー1P、3月~翌年4月までのマンスリースケジュールとメモページのみ。
一切の余分を排除した感じが大変好ましいです。でもさり気なく満月、新月、半月の月齢が印刷されているのが心憎い。
これでビニールカバーも付いているので一年酷使しても余裕でした。
・携帯性★★★
余分がないので3つの内でもっとも小さいです。ビニールカバーが付いているので、ちょっとしたメモ一枚くらいなら挟んで持ち歩けます。
これが入らないサイズのカバンはむしろ要らないのでありません。
・書き込みやすさ★★☆
B5サイズですが、装飾の無いデザインなので同サイズ他社製品と比べて圧倒的にスペースは広く感じます。実際広いです。
綴じ方はまあ、普通の糸かがりのノートですが、薄いので特に気になりません。減点ポイントはメモページが罫線であること。
罫線嫌いなんですよ…。字が大きく汚いので、字のサイズや書き方の制限がある罫線タイプのノートは狭苦しく感じ、しかし白紙ではガイドラインがなくて頼りない。薄い方眼ノートが一番好きです。
・余白ページの多さ★☆☆
余分なページがないので、全ページの半分以上を余白ページに割いており、普通に考えたら十分な量です。しかしエリクサー症候群患者的には少ないです。(笑)
ここ数年、プライベートも、仕事も、なんとなくの思いつきも全て一冊のノートに記録していくノート術を採っていて、これが結構気に入っているのですが、この手帳だけでは完結出来そうもありません。
結果的にもう一冊ノートを別に持ち歩く事になるので、情報が分断されたり、結果として携帯性が下がってしまいます。
・その他
お高いイメージのある無印良品ですが、3つの中で一番安価です。というか手帳全体でもかなり安い部類だと思います。
このクオリティで600円。コスパで言ったら最強かも。 - デルフォニクス「ロルバーンダイアリーL」
・デザイン★★★
こちらも外も中身も余分のないデザイン。無印とシンプルさではいい勝負です。
しかしどうして、こちらのほうが若干オシャレな雰囲気。
ノートがバラバラ開く事を防ぐゴムバンド付きで、ズボラでも面倒に感じない手軽さで閉じられます。
しかし表紙はあくまで紙です。かなりしっかりした厚紙なので破けたりはしませんでしたが、やはり傷、汚れ、水分にはやや弱いです。
・携帯性★☆☆
大きめのダブルリングノートなので、それだけでも結構かさばります。
ページ数多い分当然分厚い。表紙もしっかりした厚紙なので、逆に言えばしなって上手いことカバンに収まってくれる、という感じではないです。
しかしこのロルバーン、後ろの方にPPポケットになっているページが12枚も有ります。かなりの紙やカード類を一緒に持ち運ぶ力が手帳本体にあるってすごい。
・書き込みやすさ★★★
A5ともちょっと違うこのLサイズがとても好きなサイズ感。ゆったりとしてるけれど持ち運びに苦にならない絶妙な大きさです。
フリーページが方眼ノートなのは高ポイント。私に方眼ノートの良さを教えてくれた手帳です。
そしてリングノートなので、くるっと回して片面だけに出来ます。例えば立ちながら片手で持って書く時に安定しますし、人前で開く時、片方のページを下にして隠すことが出来ます。なんでも書き込むノートにすると、左にちょっと見られたくない内容を書いてたりするので、リングノートはそこが便利。
・余白ページの多さ★★☆
たっぷり165P用意されています。1日1Pきっちり書いてる訳ではないので一年分としては十分すぎる量でしょう。
しかし私は例によって使いきってしまうことが怖くて、半分ほどしか使わずに1年経ってしまいました。
・その他
余白ページには小さなミシン目が入っており、破くことなく綺麗に切り取る事ができます。出先で急にメモを渡す時など、なにかと便利で素晴らしい機能なのですが、これによってまたページが減るという不安に陥るという。悩ましいところです。
それと、実店舗で取り扱っているお店が少ない印象…なぜだ。 - ほぼ日刊イトイ新聞「ほぼ日手帳 オリジナル」
これが昨年度使用していた手帳です。
上2つと違いかなりのトリックスターなので、評価が難しい。
・デザイン★☆☆
まず、基本的にはカバーを掛けて使用することが前提なので外見評価はありません。公式から様々な種類のカバーが発売されているのですが、これがクソ高い。
いえ、お値段相当の多彩な便利機能があるから仕方ないのですが、手帳本体と合わせて買うと5000円超えとかザラです。まあ、オリジナルは文庫本サイズなのですから特にほぼ日ブランドにこだわらなければ適当な市販のカバーで全然いいわけで、私は手持ちの文庫本カバーを使っています。
中身ですが、シンプルの真逆を行く作りです。
マンスリーに、1日1Pのページには今日は旧暦何日か、月齢、今年何日目か、さらに下にはほぼ日刊イトイ新聞のコンテンツから厳選されたきょうのひとこと欄まで。その他さまざまな雑多な情報ページ、アドレスなどなど沢山です。
ちょっとした暇つぶしになったりするのでそれがいいところなのですが、邪魔に思うこともあり。シンプルさを基準に評価するなら★ひとつです。
・携帯性★★★
これが、意外なことに良いのです。356P以上あるのでさぞ分厚く重たいかと思いきや、トモエリバーという超薄型で質の良い紙を使っているため普通の文庫本を持ち運ぶのと変わらない。すごいぞメイドインジャパン。
まぁ…でもやっぱり無印には劣ります、これはしょうがない。
・書き込みやすさ★★☆
文庫本サイズなので、メインである予定管理のマンスリーページが当然ながら3つの中で最小です。予定は時間とおおまかなタイトルをつけて、それでも足りないことは1日1P欄に書くスタイルですね。去年はそれで不便はしませんでしたが…。
1日1P、贅沢に用意されているのですが、書く面積の小ささが当初気になりました。
それと、薄くて丈夫なトモエリバーですが、筆圧が高いのでどうしてもペンで書くと凸凹してしまいます。
ただ、全ページ方眼マスです。うっすらじゃまにならない程度のガイドラインが引いてあるのもポイント高かったです。
・余白ページの多さ★★★
「余白ページ」自体はそこまで多くありません。
しかし1日1Pたっぷり書き込める、がほぼ日最大のウリ。これだけのスペースがあれば他のノート要らないです。本当にこれ一冊で1年の全てを完結出来ます。
必然的に他と比べて携帯性が上がります。
・その他
ほぼ日は、シンプルに複雑というか、間違いなく無限の可能性を秘めたハイスペックおもしろ手帳なのですが、それ故に使いこなすのがかなり難しいです。
これをぽんと渡されて、なんの疑問もなく使える人は余程クリエイティブな人間か、ただのスケジュール帳としてほとんどのページを真っ白なまま終わらせるかの二通りではないでしょうか。
そんな私のような凡人のために、なんと先人達の使い方アイディア集である公式ガイドブックが毎年刊行されています。要は攻略本です。攻略本が必要な手帳ってなんだろう…。書くために手帳があるのではなく、手帳のために書く、というなんだか哲学みたいな事になっています。
ほぼ日刊イトイ新聞自体にも一般人から漫画家、作家など様々な方のアイディアが載っているので、タダで情報収集は出来るのですが、ズボラ人間にはなにかとハードル高い事は間違いないです。
あとやっぱりお高いです。
2015年版から、1年を2冊に分けて携帯性をさらに向上させた「avec」シリーズも出たのですが、残念ながら1月始まりしかないようです。
・で、結局どれにするの?
なんと、点数化して平均とったらどれも同点という、まさに一長一短な結果になってしまいました。
現時点、1年を1冊で完結させられそうなロルバーンダイアリーかほぼ日手帳のどちらかにしようと思っています…が、気がつけば今日で2015年度終了です。どうしましょ。
ダイナミックに生きている人を見ると自分の矮小さに泣きたくなるのがこの歳になっても治らない。
はてなブログを更新する際、私は自分のブログ(これ)直通ではなく、はてなブログのトップページをブックマークに入れているため否が応でも話題になっているブログ一覧を目にする。
そして、時々こういう人に出会うともうこのブログも何もかも消して逃げたくなるくらいに打ちのめされてしまう。
一から十までネタ記事である。
そういう作風の女性ブロガーとして、中々有名人である方らしい。
この記事も、楽天とある程度の提携があるように思えるのでブログのためにここまでの奇行をやっているのだろう。
それでも私は、とても純粋に「よくここまで出来るね、すごいよ…。」と思っているのだ。どう見ても馬鹿にしているように聞こえるだろうけれど。
「ものを書くということは、自分の恥を切り売りするようなものだ」
と、プロのライターである母に言われた。
この、暇な女子大生氏も、相当恥ずかしい事をしている。
でも、私はそれが出来ない。
違うのだ、私の恥の切り売りの仕方と、彼女達の恥の切り売りの仕方が。
なんで、私はブログなんてやってるんだろう。
苦しくなってきたので、途中ですが今日はここまで。
艦隊これくしょん2015春イベント、バケツ切れにて終了です。お疲れ様でした。
日本に200万人以上いらっしゃる(海外在住の方もプレイできるものなのかは存じませんが)提督の皆さん。
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」2015年春イベント、お疲れ様でした。
なんだかんだと提督始めて一年は過ぎていながら艦隊レベルがイベント開始時点で85位だったへっぽこ提督なので、大それた目標は立ててはいませんでしたが、一応4度目のイベント。
目標としてはE-6クリアをしたかったのですが、残念ながら私はここまでのようです。
ここまで、の図を示したかったのですが、まだFlickr始める事どころか証拠写真も撮っていなかったので文字のみでお伝えします。
E-6、一度無謀にも甲で挑んでまあこれ無理ゲーって事で乙作戦にして17日まで頑張ってたんですが、ボスの戦艦水鬼を撃破出来た(=S勝利)のがたったの一回。
それでもゲージは削れるので、なんだかワンチャンあるような気がしてずるずると泥沼にハマった結果、250↑あったバケツが底をつきました。
よく考えれば、最終形態になった戦艦水鬼とお付きの者共はウルトラパワーアップするのですから、通常バージョンですら倒しきれない我が艦隊がクリアなど出来るわけなかったのです。
日付が変わって乙のゲージを削りきってからようやく事実に向き合い丙作戦に切り替え、二度撃破し、10個集められなかった菱餅を開封して悪あがきをしたりしましたが、クリアするにはあと7回はボス戦をやるわけでして。
連合艦隊なので12隻の艦娘達を、7回。
現在のバケツ、3個。
どう考えても足りませんでした。
馬鹿ですね。曙にクソ提督と呼ばれそうですがうちの艦隊には曙いません。ごめんよ私ツンデレに萌えれないんだ。
とにもかくにも、提督の皆様。お疲れ様でした。
ブログに写真を載せたいので、Flickrを使うことを検討しています。
ブログに写真を載せたいので、Flickrを使うことを検討しています。
これまでの記事も、写真があったほうが伝わるだろうなというものは多くあったのですが、覚えている限りこのブログでは一度も写真や画像を掲載していません。
何故かといえば、単純にめんどくさいから。
もっぱら写真はスマホで撮影していますが、スマホからパソコンに画像を転送する作業がめんどくさい。
Wi-Fiを使っているのでワイヤレスで転送出来る事は出来ますが、やはり双方でアプリを立ち上げたり、画像を選択しなおしたり、PCにいちいち保存するのは手間ですし、PCに(個人的には)要らない記録写真を入れるのも容量を圧迫しそうで嫌です。
で、はてなブログさんは編集画面にいくつも他のWebサービスから簡単に引用が出来る機能が付いていることに気づき、その中にInstagramがあったので最初はそれを使う事を考えたのですが、どうもあれは気に入らない。
あくまで私のイメージですが、Instagramは写真SNSという側面が強い印象があり、綺麗な風景も可愛いスイーツもオシャレな自撮りもしない、というかあくまでブログに参照画像的に載せたいだけであって写真を誰かと共有したり気に入ってもらう必要はない私にとっては適当なサービスではないなぁと。
で、よくよく編集画面を見るとFlickrも使えるんですね。
隠れて見えなかっただけで。
友人が「Flickrは淡々と写真を上げていくのに向いているからブログ用に使っている」というような事を言っていたので、ではFlickrかな、と。
しかし私、完全に最新ITの波に乗り遅れており、まずFlickrのお勉強をするところから入らないといけません。
Flickr とは
で検索検索。
そういうレベルなので、当ブログに写真が載るのはまだまだ先になりそうです。