ひなた堂雑貨典

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徒然なるままに、日暮しPCに向かひて。心に移り行くよしなしごとを。

世にも奇妙な物語の感想をだらだらと書く。一話目「面」編。

お蔵入り記事のネタですが、先日ドラマ「世にも奇妙な物語」をやったのでそれについて書いていました。
例によってあらすじから書こうとしていたため、それすら書き上がらず息切れをしてしまったので、ここはもう読者はドラマを観ている前提で書きます。

…それだと大したこと書けませんけれどね。

大いにネタバレ記事ですよ、とお断り書きを。

 

では1話目「面」。

冒頭アナウンスでデビルマンを描いた方が原作という時点で、重い内容だろうなぁと。
実家で見ていたのですが、妹いわく「うちは内容云々よりオチ当てに集中してるからダメだ~」。
…両親が元々連ドラだった頃からの「世にも奇妙な物語」ファンなので、どうしてもラストのオチの予想大会になってしまいます。
私の予想は「少なくともこの両親は人間じゃない」だったので概ね当たりでしたが、あそこまでの規模のオチだとは…。
うーん、でもアンドロイドの子供や人間を沢山作ったって、肝心の人間が死に絶えたらおしまいな気がするのだけれどそれは…。
「一応人間もそれなりの数がいるけれど、それを支える若い働き手があまりに少ないから、アンドロイドを人間として育てて家族という名の体の良い労働力になってもらう」
って事でしょうかね。
なるほどブラックなテーマです…。
…。
まだ人間もそれなりに生まれている現在ですが、既に「家族=都合のいい無賃金労働者」という図式があるように思います。
老老介護とか、共働き夫婦なのに妻だけが家事を担っているとか、病気や障害のある子供の親が追い詰められてとか…そういうものが、あまりに悲しい事件になったりしているわけで。

原作が描かれたのがいつ頃の事なのか知らないのですが、やはりあの時代の漫画家さんは未来を見ているんだなぁと思いました。